ヒグマが札幌市などの住宅地に頻繁に出没している。人を恐れなくなった“人慣れ熊”だ。ヒグマの首に取りつけた特殊カメラの映像などから、その原因と対策について考える。
森の奥深くに潜んでいるヒグマ。それが今年、札幌などの住宅地に頻繁に出没している。“人慣れ熊”、人間との接点が増え、人を恐れなくなった野生のヒグマだ。今回、北海道大学や知床財団が特殊なカメラをヒグマの首に取り付け、生態を調査。知られざる実態が明らかになった。北海道の豊かな自然を象徴する存在でもあるヒグマ。私たちはどう向き合っていけばよいのか、考えていきたい。